K-Shoot MANIA非公式パッケージ企画
「Eupholic Selections vol.2」
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「私にも、アレが終わった今もよくわかっていないことが多数ある。
...ただ、後にも先にもあんなに長くて、そして短い旅はなかっただろうね」
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この旅が始まったのは、たしかに爽やかな風が吹き抜ける、あの港町の丘だった。
やけに生活感のあるあの部屋で、私が何と出会い何を話したのか。正確に記述しておく必要がある。この後に語る話のためにもね。
帝の玉座は、アウィンスター家、オーランド家、ネルプルグ家、バフレスク枢機卿の誰が座るのか。私には見届ける義務があるようだ。
帝国に巣食うあの確かに強大な支配者を相手に、彼らはいったいどうやって立ち向かうのだろう。私はそれを、純粋に知りたいんだ。
旅を終えて、ようやく帰還できたはずだ。なのに、この胸騒ぎは何だろう。どうして私は、この場所を知らないのだろう。
私の前に、もうあの帝国が姿を現すことはなかった。でも、それは決して旅の終わりでも、ましてや別れでもないんだ。